神奈川県によりますと、2023年5月31日、県立精神医療センターに入院していた40代の男性患者が死亡しました。
死亡した日の朝、この患者が嘔吐(おうと)した痕跡を看護師が発見していましたが、意思疎通が取れたことなどから医師による診察や検査などの対応を行わなかったということです。
しかし、嘔吐した痕跡の発見から約3時間後、男性患者が心肺停止になっているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
死因は腸閉塞でした。
県はこれをレベル5に該当する医療事故と判断し、外部の専門家を加えた事故調査委員会を設置して原因究明と再発防止策の検討を進めるとしています。
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