日本歌手協会によりますと、園さんは先月26日午前5時43分、急性心不全のため都内の病院で亡くなりました。
通夜および告別式は近親者のみで執り行われたということです。
園さんは1956年、本名の薗部毬子名義で、童謡歌手としてデビューしました。
1962年に渡辺プロダクションに入社し、中尾ミエさん、伊東ゆかりさんとともに「三人娘」を結成。
国民的アイドルに成長し「紅白歌合戦」に三人娘として出演しました。
1964年のソロ曲「何も云わないで」が大ヒットすると「逢いたくて逢いたくて」「夢は夜ひらく」など次々とミリオンセールスを記録。
2019年には「日本レコード大賞」で功労賞を受賞しました。
園さんは2008年に乳がんを発症し、手術しましたが2019年に再発。
闘病生活を続けながらも「三人娘」のコンサートやテレビなどに出演していました。
昨年10月に開催された「日本歌手協会第50回歌謡祭」に出演予定でしたが、体調不良で入院。復帰するために治療に専念していたということです。
日本歌手協会は「ここまで支えて頂いた関係者の皆様、暖かいご声援を頂いたファンの皆様、これまで園まりの治療をサポートして頂いた医療従事者の皆様に、この場をお借りして心よりお礼申し上げます」としています。
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