東京都や埼玉県で31日夜、猛烈な雨が降って「記録的短時間大雨情報」が出され、帰宅時の交通機関に影響がでました。

東京や埼玉では夜にかけて局地的に雨雲が発達し、猛烈な雨を観測しました。

1時間あたり埼玉・朝霞市本町で107mm、東京・北区志茂で102mmの雨が降るなど、「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表されました。

大雨の影響で、赤羽駅前のバス乗り場では、駅の構内に差し掛かるほどの長い列ができていました。

この大雨で、在来線で運休や遅れが生じて、帰宅手段の変更を余儀なくされた人もいました。

電車からタクシーに変更した人は、「いつもなら(電車で)(午後)8時には帰れる。一刻も早く帰りたい」と話し、大崎駅から赤羽駅へ移動した人は、「どれだけ遅れてても40分かからない。かなり遅れたな」と、大雨による交通機関の影響を話しました。

このほか、板橋区ではトラックが浸水し動かなくなる被害がありましたが、東京消防庁や埼玉県によりますと大雨による人的被害は確認されていないということです。

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