大阪府警は３１日、大阪府に住む中国籍の４０代女性会社員が、中国の警察官や検察官をかたった人物から日本円と人民元計約３億円相当をだまし取られたと発表した。特殊詐欺事件として捜査する。 　府警によると、女性は６～７月、中国の公安警察や検察官を名乗る人物から通信アプリで「犯罪に関与している」「資産を調査し、潔白であれば返金する」と言われた。女性は指定された金融機関の口座に、日本円と人民元で計約３億円相当を振り込んだという。


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