石川県の馳浩知事は30日の記者会見で、能登半島地震で自宅に住み続けることが困難な被災者向けに建設している仮設住宅に関し、入居希望がある全戸の完成が11月以降になるとの見通しを示した。当初は8月中の完成を目指すとしていた。
県によると、追加の建設要請や建設途中の設計変更などにより、希望がある6804戸のうち542戸は9月以降に完成がずれ込み、遅いものは11月以降となる見込み。馳氏は「さまざまな事情で仮設住宅に入らざるを得ない方もいる。柔軟に対応できるようにしたい」と語った。
馳氏は3月には「希望する方々が8月いっぱいで入居できることを目標にする」と発言していた。
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