危険な猛暑続く 東京は異例の早さで35℃
関東は30日、朝から厳しい暑さになり、千葉では午前7時半過ぎに35℃を超えました。さらに東京都心は午前8時44分に35℃に到達。テレビ朝日ウェザーセンター調べによりますと2015年以降で午前8時台に35℃以上を観測するのは初めてです。朝晩は涼しいという常識が通用しなくなってきました。
そして、もちろん日中はさらに気温が高くなります。きょう30日の日中も関東から九州では40℃に迫る暑さが予想され、熱中症警戒アラートは31の都府県に発表されました。
猛暑の中心は東海から西日本へ
猛暑日が続出する状況は今週後半も続き、暑さの中心は東海から西日本に移ります。名古屋や京都は8月1日から連日の39℃予想となるなど再び記録的な暑さになる恐れがあります。記録的な暑さということは、これまでの暑さ対策では通用しない可能性もあるということです。より一層の熱中症対策をお願いします。
高知市内の様子北陸〜北日本は大雨に警戒
猛暑の一方、北陸から北海道は前線の影響を受けて雨となり局地的に雨が強まっています。北海道や新潟では雨の強さが今年一番となった所もありました。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、30日の夜遅くにかけて大気の不安定な状況が続きます。激しい雷雨に注意が必要です。
秋田県や山形県は先週の記録的な大雨で地盤が緩んでいたり、川の堤防が損傷したりしている所があり、少しの雨でも災害が発生する恐れがあります。危険な場所には近づかないでください。
8月に入ると太平洋高気圧が張り出しを強めて、北陸と東北でも梅雨明けとなる見込みです。梅雨明けとともに暑さも厳しくなります。大雨被害を受けた地域での復旧作業などは熱中症対策を心がけてください。
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