厳しい暑さの中、汗をぬぐいながら横断歩道を歩く人たち=29日午後、東京都千代田区で(布藤哲矢撮影)
◆厳しい暑さは30日も
群馬県館林市で40.2度、伊勢崎市で40.1度、熊谷市と茨城県古河(こが)市でも40.0度と関東の計5地点で40度以上を観測。埼玉県鳩山町で39.9度、東京都練馬区で39.3度、千葉県船橋市で38.6度、東京都心で37.3度、横浜市で37.1度など、各地で今年一番の暑さとなった。関東以外では、浜松市天竜区天竜でも40.2度まで上がった。 気象庁によると、太平洋高気圧に加え、中国大陸からチベット高気圧も日本上空に張り出し、二重の高気圧に覆われた。山越えの風が気温を上昇させるフェーン現象の影響もあった。 厳しい暑さは30日も続く見込み。気象庁は冷房の利用や水分補給など、熱中症の予防を呼びかけている。 関東では2022年7月1日にも群馬県桐生市で40.4度、熊谷市で40.0度など計4地点で40度台を観測。20年や18年にも複数地点で40度台となった。(宇佐見昭彦) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。