29日も朝からぐんぐんと気温が上がり、全国250地点で猛暑日を観測。
列島各地で災害級の暑さに見舞われました。

栃木・佐野市では、観測史上初めて41度を観測。
全国で最も高い気温となりました。

日本一の暑さに街の人は、「サウナ入ってる状態、すごく暑いです」「家の中にいたい。暑いから」などと話しました。

あまりの暑さに、この時期書き入れ時の冷たいスイーツを扱う店の定員も「暑さであまり外を出歩く人がいなくて、今日は（お客さん）まだ3人ぐらいしか来てない」「（お店の前何人通った？）1時間に1人か2人ぐらいだと思います」と話しました。

同じく40度超えとなったのは静岡・浜松市です。
浜松市天竜区では最高気温が40.2度まで上がり、焼けつくような暑さとなりました。

街の人は「こんな暑い日が続いた年はないね、今までね。参っちゃうね」と話しました。

そんな暑さの中、午後2時ごろ、東京・有楽町の宝くじ売り場には長い行列ができていました。

実は7月29日は「大安」、さらに最上の吉日とされる「天赦日」と「一粒万倍日」が重なった、トリプル最強開運日だったのです。

4日連続の猛暑日となった都内。

厳しい暑さの中、朝から大きな荷物をトラックへと積み込んでいたのは、引っ越し業者です。

エレベーターが使えないため、大きな段ボールを両手に抱え階段をダッシュ！

KIZUNA引越しセンター・常喜佑介さんは、「（汗）すごいです。毎日一軒一軒現場が終わるたびにこんな感じになっちゃうので。水分をしっかりとらないと倒れちゃいますね」と話しました。

多い時には1日6リットルから7リットルもの水分補給をするといいます。

また、29日、都内での熱中症による搬送者数は、東京消防庁によると、88人にのぼりました。

東京都北区にある「いとう王子神谷内科外科クリニック」の伊藤院長は、気温上昇と共に熱中症患者の数も増加する中、今の時期、生活習慣の変化にも注意が必要だといいます。

先週開幕したパリオリンピック。
日本勢のメダルラッシュで熱を帯びていますが…。

いとう王子神谷 内科外科クリニック・伊藤博道院長は、「夜のオリンピック応援疲れ、睡眠不足進んでくると思いますので、睡眠時間を一日トータルである程度確保することが大事かなと」と話しました。

30日も続くとみられる危険な暑さ。
体調管理には十分注意が必要です。

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