特定秘密や潜水手当の不正受給など不祥事が相次いだ海上自衛隊は29日、東京・市谷の防衛省に全国から指揮官を集め、再発防止策を議論する臨時会議を開いた。海自トップの斎藤聡海上幕僚長は「自らの職責に誠実に取り組み、問題に向き合うことで、国民の信頼回復に全力で当たっていく覚悟だ」とあいさつした。
海自によると、大湊、横須賀、舞鶴、呉、佐世保の各地方総監ら約150人が出席。冒頭、木原稔防衛相のビデオメッセージを全員が視聴した。
木原氏は「今回公表した事案の性質は多岐にわたるが、根源的には共通する部分もある」と指摘。「悪いと分かっていながら見て見ぬふりをしてはいませんか」と問いかけた。
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