鎌倉市の由比ガ浜海水浴場に1日限定で開かれたバリアフリービーチは、体の不自由な人にも海水浴を楽しんでもらおうと、福祉関係者などでつくる実行委員会が設置しました。
砂浜には、車いすでも移動ができるようにシートが敷かれ、浮き具がついた海にも入れる専用の車いすが用意されました。
28日は朝から快晴で、車いすを利用する人などおよそ50人が家族らと参加し、集まった300人余りのボランティアと一緒に海水浴を楽しんでいました。
ふだん車いすを利用している小学5年生の女の子は、「高い波をかぶってびしょぬれになりましたが楽しかったです」と話していました。
実行委員会の酒井太郎委員長は「参加者もボランティアも心のバリアフリーを体験して、楽しい1日を過ごしてもらえればとの思いで行っています。環境が変われば障害がある人でもいろいろなことが体験できるので、世界が変わっていくとよいです」と話していました。
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