小林製薬は、4月までに行った自社の「紅麹」原料を扱う225社の製品の調査で、基準に定めた量以上の「紅麹」を含む製品はなかったと報告していました。
しかし、今週、厚生労働省が改めて小林製薬に確認したところ、5社の製品で基準以上の「紅麹」を含んでいたことが分かりました。
このうち、富士カプセル株式会社が製造した「ノエビア/DHA&EPA」と、ピィシーシステム株式会社が製造した「サンクウェル/脂減流」については、健康被害の報告があった「紅麹コレステヘルプ」と同じ時期に作られた原料が使われていた可能性があるということです。
5社の製品はすでに自主回収などされ、過去3年間の健康被害は確認されていません。
厚生労働省は小林製薬に対し、7月末までに改めて報告をするよう求めています。
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