鳥取県の水族館で目撃されたのは、にょろにょろと上を向いていた2匹のチンアナゴが、お互いに「何だこの野郎」と言わんばかりに口を開け、にらみ合っています。
その姿から隣り合ったチンアナゴがけんか?まさにご近所トラブル?と話題に。
普段のチンアナゴは隣り合っていても平和ににょろにょろしているのですが、なぜかこの2匹だけは体をほぼ直角にまで曲げるほどお互いに顔を近づけにらみ合い。
その後、一度そっぽを向いてクールダウン。
全てを忘れたかのような顔で周囲を見ていましたが、目が合ってしまったのか、再びけんかが勃発。
表情もどこか怒っているよう。
しかし近づきすぎてキスしてしまってビックリ。
なぜけんかをしていたのか、飼育専門員の尾崎誠子さんに聞いてみると、「距離が近かったりすると縄張り争いでけんかはちょこちょこする。口が大きい方が強いって意識があるのか、最大限に口を広げて威嚇しています。負けた場合は穴に引っ込んだりするんですけど、今回はお互い譲らなかったようで」と話しました。
今回の勝負は引き分け。
チンアナゴの世界は口の大きさと気迫で勝敗が決まるということです。
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