中学生らがいわゆる「美人局」をして大学生がビルから転落死した事件で、家庭裁判所は14歳の女子中学生を少年院に送ることを決めました。
14歳の女子中学生はことし2月、当時13歳だった男子中学生と共謀し大阪市中央区で、ＳＮＳで知り合った男子大学生（当時22歳）を脅迫して現金を奪おうとしてビルから転落死させた監禁致死などの非行内容で家庭裁判所に送られていました。
大阪家庭裁判所の野口卓志裁判長は22日、女子中学生に対し監禁致死の非行行為を認め、「嘘により被害者の弱みを作った上で現金を脅し取る卑劣な行為で結果も重大」と指摘。
「ビルに誘い出すなど重要な役割を担っている」として女子中学生を少年院に送ることを決めました。
当時13歳だった男子中学生は、児童相談所に通告されています。
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