消費者庁が公表した、ビッグモーターが自社ウェブサイトで「修復歴なし」と不当表示していた例

 中古車販売大手ビッグモーター(BM)が、修復歴があるのに「修復歴なし」と表示して販売していたのは景品表示法違反(優良誤認表示)に当たるとして、消費者庁は24日、主要事業を引き継いだ新会社「WECARS(ウィーカーズ)」(東京)に再発防止を求める措置命令を出した。

 消費者庁によると、自社ウェブサイトや、全国の中古自動車情報を多数掲載しているウェブサイトで、実際には車体の骨格部分に損傷が生じたことがある30台を「修復歴なし」と表示して販売していた。

 2022年9月から23年11月にかけて不当な表示があった。30台のうち、少なくとも4台がBMから消費者に直接販売された。

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