信号待ちをしていたら突然、空から石が。犯人は。
■信号待ちの車に“投石”意外な犯人
神戸市内の道路を走る車。赤信号で停車し、信号が変わるのを待っていたその時、突然、石のようなものがボンネットの上に飛んできました。
運転していた男性
「物が落ちる瞬間と何かが飛び出るような感じが視界の端に映った。カラスが旋回するのが見えたので、カラスに石を落とされたなと思って」
映像を確認してみると、そこにはカラスが飛んできて石を落とす瞬間が…。
運転していた男性
「路肩に(車を)止めて確認したら、へこみを見つけた」
“投石”によってボンネットには大きく2カ所、傷とへこみが付いてしまいました。
男性の趣味は景色の良い場所で愛車の写真を撮ること。被害に遭ったのは、その撮影の帰りでした。
運転していた男性
「もう『やられた』という、ただそれだけですね」
■投石の犯人は“カラス”なぜ?
カラスがクルミを食べるために高い所から落とすことはよく見られるそうですが、今回はなぜ、食べ物ではない石を落としてきたのでしょうか。
東京大学 樋口広芳名誉教授
「一つ考えられるのは、あの辺で(誰かが)あのカラスに対して、何か石を投げたりとかほうきで追いやろうとしたとか、そういうことをすると、カラスは結構、威嚇してくる。威嚇する動作の一つとして、石をくわえて投げたということが考えられる。不可解だけれど、興味深い行動」
運転していた男性
「カラスに石を落とされるのは想像ができなかったです。そのカラスを捕まえて聞き出さないと真相は分からないですね」
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