気象庁は来月から10月にかけて「全国的に平年より高温が予報される」として、熱中症への警戒を呼び掛けました。

気象庁異常気象情報センター 田中昌太郎所長
「今回の予報では例年でも(気温が)高いところ、平年に比べて高いという予報をしているので、一層の熱中症対策をお願いします」

 気象庁は今月23日に、来月から10月にかけて気温が平年より高くなる要因について地球温暖化に加え、南米ペルー沖の海水温が低くなる「ラニーニャ現象」によって太平洋高気圧の張り出しが強まることなどを上げました。

 また、太平洋高気圧の張り出しが強まることで南から暖かく湿った空気が入り込みやすくなり、東日本や西日本の太平洋側や沖縄・奄美地方で平年よりも降水量が多くなるとの見通しを示しました。

 気象庁は最新の情報を確認し、熱中症警戒アラートが出た際には屋外での運動を控えるなど「熱中症の予防行動に務めてほしい」と注意を呼び掛けました。

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