航空自衛隊は23日、ドイツ空軍の戦闘機ユーロファイターと空自のF15戦闘機による共同訓練を北海道の千歳基地と周辺空域で実施した。基地で記者会見した航空総隊司令官の鈴木康彦空将は「インド太平洋地域での連携を一層強化し、地域の平和と安定の実現に寄与するものだ」と意義を強調した。
訓練は22~25日で、ドイツの戦闘機と輸送機各3機が参加し、戦闘や迎撃の手順を確認する。ドイツ空軍機が日本で訓練するのは2022年9月に続き2度目。空自は19日以降スペインやフランスとも相次いで訓練しており、中国やロシアをけん制する狙いがあるとみられる。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。