皇后さまの養蚕作業で収穫された繭から作られた生糸=11日(宮内庁提供)
皇后さまは23日、皇居内の紅葉山御養蚕所で、5月から始めた養蚕作業の締めくくりとなる「御養蚕納の儀」に臨まれた。宮内庁によると、日本純産種の蚕「小石丸」などの繭からできた生糸の束を神前に供えた。 皇居での養蚕は、明治時代から歴代皇后が受け継いできた。作業は、天皇陛下や長女愛子さまが加わることもあった。 小石丸の繭は6月中旬、伊勢神宮(三重県伊勢市)に贈られた。2033年に予定される「式年遷宮」の行事などで使われるという。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。