台風3号が沖縄に直撃へ
大型で強い台風3号はフィリピンの東を北上しています。このあと台風はさらに発達して非常に強い勢力で沖縄の先島諸島(石垣島や宮古島など)を直撃する見込みです。沖縄はきょう23日から風が強まり瞬間的に30mの暴風が予想されています。そして最接近のあす24日は非常に危険な状況となります。
24日の八重山地方の予想最大瞬間風速は65m。これは鉄筋の建物も変形する可能性があるほどの猛烈な風です。暴風が吹く前に頑丈な建物に移動するなど安全を確保してください。また、電柱が倒れることにより停電が発生する恐れがあります。スマートフォンの充電やモバイルバッテリーを満タンにするなどの備えが必要です。
夏の停電は熱中症のリスクが高まります。保冷剤を用意する、お風呂に水を貯めるなど体を冷やすための備えも考えておいてください。
沖縄本島地方 30m
宮古島地方 35m
八重山地方 65m
予想される波の高さ(24日)
沖縄本島地方 7m
宮古島地方 10m
八重山地方 11m 今年最多の熱中症警戒アラート
きょう23日も午前中から厳しい暑さとなっています。札幌や青森、秋田は朝の最低気温が25℃以上と熱帯夜となりました。さらに大阪は最低気温が29.0℃と涼しさを全く感じられない朝となっています。そして日中はさらに危険な暑さとなり東海や関東では40℃に迫る暑さが予想されています。
熱中症警戒アラートは今年最多となる40の都道府県に発表されました。北海道に発表されるのは今年初めてです。
危険な暑さの地域が広がっています。できるだけ涼しい環境で過ごすなど熱中症対策を心掛けてください。
連日のゲリラ雷雨
猛暑とともに連日各地で雷雨となっています。関東から九州は今週後半にかけても大気の不安定な状況が続き、あちらこちらで天気の急変がありそうです。強い日差しも防げて急な雨にも対応できる晴雨兼用の傘が活躍しそうです。
また、前線の影響で北陸から北日本もあす24日にかけて大雨となる恐れがあります。土砂災害や河川の増水に注意してください。
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