うまい話には裏がある。詐欺の「ネタ」は無視して―。奈良署が奈良市内3カ所の回転ずし店の協力を得て、投資詐欺被害防止を呼びかけるカードをのせた小皿をすしレーンに流し始めた。回転ずし店は子や孫を連れて訪れる客が多いことから、幅広い世代に被害を知ってもらうのが狙いだ。
家族連れでにぎわう「大起水産回転寿司奈良店」。マグロなどのすしがレーンを流れる中、赤い文字で「投資詐欺」と書かれたカードがのった小皿が現れた。「有名人がメッセージでアドバイスしてくれるの」「これ、投資詐欺ですよ」
奈良署の豊田洋平生活安全課長は「家族で投資詐欺について話すきっかけにしてほしい」と期待を込めた。
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