対向車線に車が来るたびに、その前に飛び出してくる自転車。
2024年に入って、千葉県各地で度々目撃されていた“ひょっこり男”です。

2024年1月、千葉・我孫子市でカメラが捉えた映像では、相手がトラックであろうとお構いなし。

2024年4月には、柏市でも。
車の陰から、対向車線を走るバスに向かって“ひょっこり”飛び出し、バスは急停車。

自転車に乗って車の目の前に飛び出し、通行を妨害した罪に問われている成島明彦被告(37)の初公判が22日に開かれました。

逮捕されたのは2024年5月。
当時の映像では、うつむきながら、けだるそうに歩く成島被告の姿が捉えられていました。

22日、法廷にはスーツ姿で現れ、髪は後ろで結ばれていました。

成島被告といえば5年前の2019年にも、埼玉・桶川市で危険な運転を行う様子がカメラに捉えられています。

2024年に入ってから、再び身勝手な“ひょっこり”を繰り返し行っていた成島被告。
初公判で何が語られたのでしょうか。

起訴内容に間違いがないか問われると「時速19kmと書いてあるが、そこまでスピードは出ていない」などと起訴内容を否認し、「他人に危害を及ぼすような運転はしていない。妨害するつもりはなかった」と述べました。

一方、検察側は、成島被告が犯行を行った前後にも、対向車線にはみ出すような運転を繰り返し行っていたと指摘しています。

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