沖縄県の北大東島(北大東村)への航空自衛隊の移動式警戒管制レーダー部隊配備計画を巡り、鬼塚三典村長は22日、島を訪れた三宅伸吾防衛政務官と会談し、配備を受け入れると正式表明した。防衛省は、沖縄本島の東約360キロに位置する北大東島にレーダー部隊を置き、手薄とされる太平洋側の警戒監視体制を強化する狙い。

 三宅氏が「太平洋側の警戒監視体制の強化が国防上、喫緊の課題だ。空自警戒管制レーダー配備の意義をご理解いただきたい」と発言。鬼塚氏は「住民の理解が進んだことや防衛上の意義を踏まえ、受け入れたい」と応じ、村民に丁寧な説明を行うよう求めた。

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