栃木県那須町の那須どうぶつ王国は22日、国の特別天然記念物ニホンライチョウ4羽がふ化したと発表した。ケージの中を歩き回り、餌をついばんで順調に育っている。9月中旬ごろに長野県の中央アルプスへ放鳥する予定という。  同園によると、2020年にふ化した雄と23年にふ化した雌がペアとなり、6月に7個の卵を産んだ。うち3羽は14日に、1羽は20日にふ化した。体長はいずれも約5センチ、体重は18・5~20・8グラムだった。ふ化後2週間の死亡率が特に高いため、同園担当者は「慎重に育てたい」とした。


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