大会はアユ釣りの名所として知られる、さくら市喜連川地区を流れる荒川と内川で行われ、県内外から集まった20代から80代の釣り愛好家24人が参加しました。

午前9時から始まった競技は『縄張りに入ってきた魚を攻撃する』アユの習性を利用した「友釣り」という方法で行われ、制限時間の3時間のうちに釣り上げた数で腕を競いました。

強い日ざしが降り注ぐなか、参加者たちは腰まで川の中に入って、10メートルもある長いさおを操りながら釣り糸を垂らし、型のいいアユを次々と釣り上げる人もいました。

27匹を釣って優勝した20代の男性は「結構、釣れたので楽しかった。来年も参加したいです」と話していました。

会場では、アユのつかみ取りも行われ、子どもたちが素手でアユをつかもうと全身びしょぬれになりながら魚を追っていました。

那珂川北部漁業協同組合喜連川分会の渡邊孝司分会長は「遠くからも来てくれて大変ありがたいです。大会がない日もぜひ訪れてほしいです」と話していました。

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