【愛知】誕生30周年を記念して2022年から全国を巡回している「美少女戦士セーラームーンミュージアム」(朝日新聞社など企画)が、金山南ビル美術館棟(名古屋市中区)で開かれている。原画やイラスト、資料など600点超が展示され、セーラームーンの歴史と魅力が詰まった内容だ。
漫画「美少女戦士セーラームーン」は「なかよし」(講談社)の1992年2月号で連載が始まった。展覧会では作者の武内直子さんが描いた原画類、なかよしの扉絵から最新のイラストまで60点以上がそろい、インクの細かな凹凸や繊細な筆づかいを間近に感じることができる。連載当初から現在までの画材の変化も見て楽しめる。
漫画の第1部から第5部の名場面を壁一面に配したホログラム展示もあり、来場者は作品に出会った頃から変わらない憧れに思いをはせる様子だった。
連載を最終回まで読んだという名古屋市の女性(39)は「歴代付録の展示が懐かしかった」と話した。
9月1日まで。開館時間は午前10時~午後6時(最終日は午後5時まで。入場は閉場の30分前まで)。無休。当日券は一般2千円。
詳細は展覧会公式サイト(https://sailormoon-museum.com/)。(松本敏博)
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