素潜りで採ったウニを見せる海女=1日、岩手県久慈市の小袖海岸

 NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台となった岩手県久慈市の小袖海岸で、海女による恒例の素潜り実演が始まっている。ドラマで主人公のアキが挑戦した伝統の素潜り漁を間近で楽しめる上、採れたての新鮮なウニをその場で味わえるとあって、大勢の観光客でにぎわっている。  7月上旬。かすりはんてん姿で「北限の海女」の鉢巻きを着けた海女が勢いよく海に潜った。観光客らが固唾をのんで見守ると、間もなく海面に浮き上がり、両手に持ったウニを高く掲げる。一斉に歓声と拍手が起きた。ウニは1皿千円で振る舞われる。  素潜りの定時実演は7~8月の土日祝日と、9月は日曜日だけ実施される。1日1回、午前11時から。


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