奈良県警西和署は19日、自身の乗用車を覆面パトカーのように改造していたなどとして、大阪府高石市の配送運転手の男(26)=公記号偽造罪などで起訴=を道路運送車両法違反と有印公文書偽造の疑いで再逮捕し、発表した。調べに対し、「緊急走行をしてみたかった」などと供述しているという。
署によると、男は昨年6月、和歌山県有田市内の自動車部品販売店で自身の乗用車に点灯させられる赤色灯を取り付けさせて、緊急自動車のように改造した疑いがある。また、書式をまねて公安委員会が作成する緊急自動車指定書を偽造した疑いもある。
男は車のサイレンやマイクも使えるようにしており、知人と2人で「緊急走行」や「パトロール」をまねて走っていたという。
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