北朝鮮による拉致被害者で2002年に帰国した曽我ひとみさん(64)が1日付で新潟県佐渡市の総務部総務課の拉致被害者対策係で勤務を始めた。市が8日までに発表した。被害者救出のための活動機会を増やし、拉致問題の風化防止につなげたいとの意向があったためとしている。
市によると、曽我さんは週4回の勤務で、市内の小中学校や全国各地での講演のほか、新たな取り組みとして市への修学旅行生らに対しても拉致問題を伝える講演の機会を増やすという。
曽我さんは「今なお帰国を果たせていない被害者と家族を一刻も早く会わせてあげたい」とコメントした。
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