諫早市では、江戸時代に市内を流れる本明川で良質なうなぎが取れたことから、うなぎ料理が名物となっていて、身と皮をふっくらと仕上げたかば焼きを、冷めにくいように楽焼の器に盛りつけて出すことで知られています。
地元の専門店で作る団体では、毎年、うなぎの需要が高まる「土用の丑の日」を前に、うなぎに感謝し商売繁盛を祈願するため「うなぎ供養」を行っています。
18日は、本明川の河川敷に関係者が集まって神事が行われました。
このあと参加者が体長50センチほどのうなぎ20匹を放流して、商売繁盛を願っていました。
諫早うなぎ料理振興会によりますと、うなぎは、このところ稚魚のシラスウナギの不漁などによって仕入れ値が上がっているということですが、諫早市内の各店舗では、企業努力によって去年とほぼ同じ値段でうなぎ料理を提供することにしているということです。
諫早うなぎ料理振興会の北御門孝廣会長は「しばし暑さを忘れて、おいしい諫早の『楽焼うなぎ』を食べ、夏を満喫してほしい」と話していました。
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