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 いよいよ花火大会の時期となりましたが、どうやら変化があるようです。実は、花火大会の中止や縮小を決めたところが増えています。

■夏の花火大会中止相次ぐ…その理由は?

 イベント情報などをまとめている「ウォーカープラス」によると、今年は全国22会場で中止が決まっているということです。(18日時点) (Q.どうして、中止が相次いでいるのでしょうか?)

 実際に中止を決めた自治体や花火大会を運営する会社に聞いたところ、次のような問題が浮かび上がってきました。

 何といっても大きいのが「予算不足」です。各地のイベントで起きた事故などを受け、警備の強化が求められています。こうしたなか、警備員の人件費が高騰しています。もう一つ、花火の原料費の高騰です。主に海外からの輸入に頼っているそうですが、円安などの影響を受け高騰しているということです。

 そして、花火が打ち上がった後に出てくる「燃えカス」などに対して、クレームが増えていることも理由の一つに挙げられるそうです。

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■クラウドファンディングで予算確保も

■クラウドファンディングで予算確保も

(Q.ただ、花火で燃えカスが出てしまうのは、今に始まったことではないですよね?)

 花火が打ち上がると、燃えカスは出てきます。これは今も昔も変わりませんが、変わったこともあります。

 ある花火大会の関係者は、背景の一つに「太陽光パネルを設置する住宅や、マンションが会場周辺に増えたことが要因ではないか」と話していました。実際、花火大会の後に「燃えカスで汚れた」との苦情を受けたということです。

 また、新型コロナも影響しているそうです。多くの花火大会が3〜4年ぶりの開催ということで、「これまで毎年のことだった燃えカスが、気になるようになったのではないか」と意識の変化を指摘する人もいました。

(Q.一方、今回の鎌倉花火大会では、こうした問題は解決できたのですか?)

 鎌倉花火大会は船から打ち上げるので、燃えカスの問題自体は、それほどクレームは多くないそうです。ただ、予算の問題は重くのしかかったそうです。

 そこで、実行委員会はクラウドファンディングで、開催の費用を募ったそうです。その結果、18日時点で800万円近くが集まり、開催費用に充てられたということです。こうしたこともあって、実現したということです。

(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年7月18日放送)

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