ウイルスに感染したと虚偽の警告をパソコン画面に表示させ、金銭をだまし取る「サポート詐欺」で50代男性に約49万円を振り込ませたとして、警視庁捜査2課は18日までに、電子計算機使用詐欺の疑いで住所不定、無職梶浦拓斗容疑者(25)を逮捕した。認否を明らかにしていない。ウイルス除去のため電話した男性のパソコンが遠隔操作されたという。
捜査2課によると、梶浦容疑者は詐取金を移転する口座を提供したとみられる。電話で米マイクロソフト社の社員を名乗る者が「ウイルス除去費用が必要」としてインターネットバンキングにログインさせ、本人の同意を得ずに送金した。
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