先週、築地市場の跡地の再開発を行う事業予定者が発表されました。築地周辺の不動産価値にも影響が広がる可能性があります。
■築地再開発 5万人スタジアム建設予定
東京都は今年5月の予定だった事業者の決定を前倒しし、19日に三井不動産やトヨタ自動車のほか、読売新聞グループなどの事業グループを築地再開発の事業者に決定したと発表しました。 オフィス棟やホテル棟などのほか、野球場やコンサート会場などとしておよそ5万人を収容できる全天候・超多機能型施設も建設される予定です。 交通の便も良くなり、新しい駅ができるほか、バスや自動運転車などが乗り入れる広場、空飛ぶクルマの発着場まで設置されるといいます。 大学生「可能であれば、すごくいいなとは思う。アーティストのライブに行ったりするので。色々イベントができるとなったら、活性化にもつながるのかな」 80代
「いいじゃないですか、素晴らしいと。この一帯は再開発になってさ、やはりスポーツを楽しまなきゃ。いいと思う」
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■周辺不動産に影響?外国人観光客にも人気■周辺不動産に影響?外国人観光客にも人気
再開発エリアには、「住宅」を意味するレジデンス棟も建設される予定です。番組が注目したのは、再開発による周辺不動産価格への影響です。
らくだ不動産 不動産エージェント 山本直彌さん「不動産価格が上がる可能性は、十分に秘めている再開発だと思う。築地の再開発の近くにある臨海部の事例があって、現状の流通価格が3年前から見た時、1.5倍になっている」
専門家によると、再開発で誕生する商業施設や新駅により人が集まり、不動産価格が高まるということですが、築地の場合、もう一つの要因があると指摘します。
山本さん「築地独特のインバウンド需要の高さがあると思う。築地という都心でもありながら、下町の風情も残しているみたいなところは、海外の方からすると、いい観光地になっていくので。そのエリアにあるマンションは、海外の方からの注目も高くなる」
(「グッド!モーニング」2024年4月22日放送分より)
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