JR小倉駅近くの飲食店街で今年1月に起きた大規模火災で、がれきの撤去にあたってきた対策会議が解散し、新たに跡地の復興を考える会が発足しました。
17日付けで解散したのは、福岡県北九州市の魚町地区にある鳥町食道街の大規模火災を受けて発足した「魚町火災復旧対策会議」です。
今年1月に起きた火災では36店舗が焼けて約2000トンのがれきが生じ、対策会議は市民や企業から寄せられた支援金のうち約4000万円を使って6月に撤去を終えました。
跡地は小倉駅に近い一等地ですが、権利関係の複雑さもあって再建には時間を要するとみられ、元の場所での営業再開を希望する店も数店舗にとどまっています。
このため跡地の地権者などは今後の方策を検討する「魚町地区の復興を考える会」を新たに設立しました。
◆魚町地区の復興を考える会 梯輝元 事務局長
「駅前の一番の一等地を更地のままでいいかというとなかなかそうもいかないし、何かしら動かないと始まらない」
初会合では、屋台村の形で営業を再開し再建を目指す意見などが出たということで、会では一日も早い復興を図りたいとしています。
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