厚生労働省は17日、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせたマイナ保険証の6月の利用率が、前月比2・17ポイント増の9・90%だったと明らかにした。中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)で報告した。  別人情報のひも付け誤りなど相次ぐトラブルの影響で、利用率は昨年5月以降、低下。今年1月に上昇に転じ、4月には6・56%となり、5、6月も前月を上回った。  政府は12月に現行の健康保険証を廃止し、マイナ保険証に一本化する方針。マイナ保険証の利用促進に力を入れる医療機関に支給する支援金の倍増などで利用率の向上を目指している。


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