神戸学院大の上脇博之教授

 神戸学院大の上脇博之教授は17日、自民党安倍派の政治資金パーティー裏金事件で、派閥からの還流金を政治資金収支報告書に適切に記載しなかったとして、自民党の柴山昌彦元文部科学相(衆院埼玉8区)や和田義明衆院議員(北海道5区)、堀井巌参院議員(奈良選挙区)らに対する政治資金規正法違反容疑の告発状を東京地検に提出したと明らかにした。  告発状によると、柴山氏が代表の「自民党埼玉県第8選挙区支部」は19~22年、還流金計812万円を受領したのに、柴山氏は会計責任者ら2人と共謀して収支報告書の収入などに虚偽の記入をしたとしている。  また、和田氏側、堀井氏側も同様の問題があるとしている。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。