8月下旬に開幕するパリ・パラリンピックの日本選手団の結団式が16日、東京都内のホテルで開かれた。これまでに160選手の出場が決まり、海外開催で過去最多となる見通し。開会式で旗手を務める競泳女子の西田杏選手は「ベストパフォーマンスを発揮し、今まで以上の自分に出会えるような大会としていきたい」と抱負を語った。

団旗を受け取った旗手の西田選手(左から3人目)と石山選手(16日午後、東京都内)=共同

結団式には選手やコーチら約200人が参加した。旗手を務める西田選手と陸上男子の石山大輝選手が射撃女子の元パラリンピック選手、田口亜希団長から団旗を受け取った。秋篠宮ご夫妻も出席された。

選手団のスローガン「挑め、自分史上最強。」も発表した。

8月28日に開幕し、12日間の日程で実施される。パリでのパラリンピック開催は初めて。

日本パラリンピック委員会(JPC)は160選手の出場を4日に発表した。最終的な人数は海外開催で最も多かった2004年アテネ大会の163人を上回る見込み。過去最多の53個以上のメダル獲得を目標に掲げている。

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