(菅井貴子気象予報士が解説)午後6時30分現在

◆きょう15日(月)の気温
 3連休最終日は、全道的に真夏の暑さに見舞われました。
 最高気温は十勝地方の芽室町で最も高く、31.8℃でした。
 札幌も29.3℃まで上がったほか、
 沿岸部でも暑さが厳しく、海の日は、海水浴日和になりましたね。

◆PM2.5
 日中は全道的にもPM2.5が多く、空がかすんで見えました。
 札幌も、午前11時に、47マイクログラムを観測し、
 一時的ではありましたが、環境基準の35マイクログラム(一日平均)を
 上回りました。
 原因は、シベリアの森林火災による大気汚染と見らえますが、
 あす16日(火)以降も、PM2.5の多い状態が続きそうです。
 呼吸器に疾患のある方など、屋外での運動を控えるほか、
 マスクなどで対応をしましょう。

◆あす16日(火)の天気・気温
 全道的に晴れるでしょう。
 大気の状態も安定し、平地はにわか雨の心配もないでしょう。
 洗濯日和となりますが、PM2.5が多いため、
 気になる方は、外干しは控えたほうが良いかもしれません。
 日中の気温は、前日より高く、
 札幌は30℃まで上がるほか、富良野は32℃です。
 夜も気温が下がらず、寝苦しくなりそうです。
 
◆札幌の10日間予報 16日(火)~25日(木) 
 18日(木)から雲が多く、週末は雨が降りそうです。
 雨が降っても、気温が高く、30℃前後まで上がる日が続くでしょう。
 来週半ばは、最低気温でも25℃以上で、熱帯夜になるかもしれません。
 寝室の涼環境も整えておきましょう。

◆全道の週間予報 16日(火)~22日(月) 
 18日(木)以降は、梅雨前線が北上し、
 北海道も、くもりや雨のぐずついた天気が続きそうです。
 気温、湿度ともに高く、北海道らしくない蒸し暑さに見舞われそうです。
 局地的に雨量が多く、大雨災害のリスクも高まる時期ですので、
 防災情報などはこまめに確認するようにしてください。

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