気象庁によりますと、暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で梅雨前線の活動が活発になり、西日本から東日本にかけての広い範囲で大気の状態が不安定になっていて、九州を中心に雨雲が発達しています。

午前10時までの1時間に、鹿児島県が南九州市に設置した雨量計で36ミリの激しい雨を観測しました。

これまでに降った雨で鹿児島県では土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

西日本と東日本では15日は大気の不安定な状態が続く見込みで、九州ではこのあとしばらく非常に激しい雨が降るおそれがあります。

これまでの雨で地盤が緩んでいるところもあり、気象庁は土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、川の増水、氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。

九州新幹線 熊本~鹿児島中央 大雨で始発から運転見合わせ

JR九州によりますと、大雨の影響で九州新幹線は熊本駅と鹿児島中央駅の間の上下線で始発から運転を見合わせています。

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