土砂崩れ現場付近で続く、流木などの除去作業(13日午前、松山市)=共同

松山市で12日未明に発生し3人が行方不明となった土砂崩れで、愛媛県警と市消防局は約160人態勢で大量の土砂や流木を取り除く作業を続け、13日にかけて夜を徹して捜索を続けた。

現場では国の重要文化財・松山城がある山の斜面が崩落した。県や県警によると、木造住宅1棟が倒壊し、住人とみられる40代男性、80代女性、90代男性の行方が分からなくなった。

松山城天守付近の道路では、2023年夏と24年6月末〜7月の大雨で斜面を支える擁壁が傾き、数本の亀裂が発生。市は復旧工事で擁壁を約20メートル撤去し、むき出しになった山肌をブルーシートで覆っていた。〔共同〕

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