土砂崩れが発生した愛媛・松山市では、12日午後6時半現在も警戒レベル5の緊急安全確保が発令されています。

行方不明になっている3人の救助活動が今も続いています。

松山市緑町の土砂崩れがあった現場から約100メートル離れた場所から、テレビ愛媛・内木敦也アナウンサーが中継でお伝えします。

現場には救急車が到着し、消防によりますと午後6時の時点で行方不明3人の発見には至っていないということです。

今回の土砂災害、松山城のある山の頂上付近から土砂が崩れ落ちました。

松山市によりますと、松山城では2023年7月の大雨の影響で、天守の東側にある緊急車両道路の路肩の防壁が傾き、新しい壁を作り直す工事が予定されていて、現場が雨で崩れないようブルーシートをかけていました。

松山市は、工事現場が土砂崩れの起点となったのか、山の中腹付近から崩れたのかは不明とし、工事との因果関係を調べるとしています。

3人が行方不明ということですが、現場では消防隊がスポーツドリンクなどの箱を持って運ぶ姿も見られ、この後も夜通し捜索が続けられるものとみられます。

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