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 子どもたちへの影響も大きい暑さ。これから「子どもとプールに行こう」と計画している人も多いと思います。実はプールにも熱中症のリスクがあります。

■“水温33℃の境界線”なぜ?水中でも熱中症リスク

 熱中症に詳しい早稲田大学・永島計教授によると、「プールの水温は33℃を境に熱中症のリスクが高まる」ということです。

 永島教授によると、水温33℃以下であれば、体内の熱が水中に逃げるそうです。33℃を超えると、水中に熱が逃げず、体内にこもってしまいます。「水温33℃以上は熱が逃げない温度」と考えてください。

 ふだん運動をしていると、汗をかきます。陸上では汗が蒸発し、体温を下げる効果があります。一方、水中では汗が蒸発せず、熱が下がらず、こもりやすい状況になります。

(Q.水中では、汗をかいていることに気付きにくいこともあります)
 汗として水分は失われていき、体内に熱がこもり、熱中症のリスクが高まるということです。

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■専門家が勧める「コップ1杯の水分補給」

■専門家が勧める「コップ1杯の水分補給」

(Q.自分が入るプールの水温をなかなか意識しないと思います)
 日本プールアメニティ協会によると、一般的に遊泳に適した温度は「26℃〜31℃」の範囲内で管理されているということです。ためっぱなしの屋外プールでは、その温度を超える恐れもあるといいます。

 永島教授によると、「プールの中に手を入れて、少しぬるいと感じたら、33℃超か確認してほしい」ということです。

(Q.水温を意識し、水分補給も大事ですね)
 水中では水分補給の意識が薄れることもありますが、永島教授は「目安としては1時間運動したら、コップ1杯の水分補給を心がけてほしい」ということでした。

(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年7月10日放送)

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