◆「今後の対応にどう生かすかは別の場所での議論」
輪島市内から能登半島北部を望む=1月
この日の調査委員会では、東京大地震研究所などが今年1〜2月に半島先端の東方から佐渡島西方沖にかけて海底地震計を沈めて詳しく解析した余震の発生状況が報告された。 余震の発生状況は震源断層の広がりにほぼ対応するとされ、平田直委員長は「大局的には南東傾斜の断層面が破壊されたが、北東の端の方では地下に(傾斜が逆向きの)北西傾斜の断層面があり、連動した」と説明。防災面からの想定見直しの必要性については「今後の対応にどう生かすかは別の場所での議論になる」と述べた。(榊原智康) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。