新潟県警は2023年度の降雪期における山岳遭難の発生状況を発表しました。遭難者は28人で、このうち27人が県外または訪日外国人客でした。
県警によりますと、去年12月1日から今年3月31日までの山岳遭難の発生件数は21件で、遭難者は28人に上りました。
昨シーズンと比べて発生は2件、遭難者は6人減ったものの、死者は4人(昨季比+2)、行方不明者は1人(昨季比+1)とともに増えています。
遭難者28人の居住地別では、県内居住者が1人、県外居住者が23人、訪日外国人客が4人と県外・訪日外国人客が96%を占めました。
また、県外・訪日外国人客のうちの25人はバックカントリーなどスキーやスノーボードを目的に入山していました。
県警は以下の注意を呼びかけています。
・天候や地形等に関する情報収集に加え、登山計画の作成および家族等に行き先を告げて入山する
・冬山は単独での入山は控え、スキー場のコース外滑走は危険性が非常に高いことから立ち入り規制や注意事項を遵守する
・春を迎え雪が残っている山岳地では滑落や雪崩に注意し、山菜採りをする際には、急斜面や足場の悪い危険な場所を避ける
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