このコンクールは、つるぎ町の公民館の「西瓜教室」で栽培方法を学ぶ人たちが、すいかの出来栄えを競うため、毎年、この時期に開かれています。
会場となった町内の道の駅には、64玉のすいかが並べられ、県の美馬農業支援センターと、町の職員が触ったり、食べたりしながら、色や形、それに糖度や食感など、9つの項目で点数を付けて審査しました。
ことしは、梅雨入り後、急に雨の量が増えたうえ、ここ数日の猛暑で実が割れてしまうなど、栽培が難しかったということです。
出品した人たちは、すいかの甘い香りが漂う会場で、審査の様子を見守っていました。
最優秀の徳島県知事賞を受賞した濱田安重さんは「毎日心配しながら、育っていく様子を見守るのが楽しいです。たくさん育てて、たくさんの人に食べてもらいたいです」と話していました。
「西瓜教室」代表の槌谷秀明さんは「いいすいかができるように、皆さん頑張っています。半世紀続くコンクールなので、これからも受け継いで、町をもっと盛り上げたいです」と話していました。
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