広島市は8日、8月6日の平和記念式典の概要を発表した。115カ国の駐日大使らが参列を予定し、昨年の111カ国を上回って過去最多となる見通し。市の担当者は「昨今の戦争・紛争が続く情勢の中で、本市の平和への思いが改めて注目されたのではないか」と話している。
市によると、核兵器保有国では英国、フランス、インド、イスラエルが出席する予定。イスラエルにはパレスチナ自治区ガザでの「一刻も早い停戦」を求める文言を記した上で招待状を送っていた。
このほか、米国は調整中で、中国、パキスタン、北朝鮮は未回答という。ロシアにはウクライナ侵攻を理由に3年連続で招待状を送らなかった。(興野優平)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。