平和の願いを込め、飾り付けられた短冊=7日午前、長崎市の平和公園

 核兵器禁止条約が国連で採択されて7年となった7日、長崎の被爆者らが、日本政府に条約参加や「核なき世界」に向けたリーダーシップを求める集会を長崎市の平和公園で開いた。七夕に合わせて短冊が用意され、数十人の参加者が平和を願うメッセージを記し、ササに飾り付けた。  被爆者4団体などでつくる「核兵器禁止条約の会・長崎」が主催し、被爆者や被爆2世、地元の親子連れが参加した。原爆がさく裂した午前11時2分に合わせて黙とう。子どもたちが短冊に「平和が毎日続きますように」などとしたためた。  禁止条約は核廃絶を掲げ、開発や保有、使用などを禁じる。2017年7月7日に国連で採択され、21年に発効した。


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