熊本市で6月、酒気帯びで車を運転し、歩行者2人にぶつかり死傷させたとして、熊本地検は5日、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪で、飲食店従業員松本岳容疑者(23)を起訴した。
熊本県警は6月15日、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、現行犯逮捕していた。松本被告が直前に制御が困難な高速度で車をバックさせていたことなどから、地検はより法定刑の重い危険運転罪を適用した。
市職員の横田千尋さん(27)が松本被告の車と信号機の柱の間に挟まれ、死亡した。
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