秋田市は5日、昨年7月の記録的大雨後に死亡した男性2人を、災害関連死と認定すると発表した。近日中に正式決定する。秋田県によると、この大雨での関連死認定は初めてとなる。
市によると、5月30日の審査会で遺族から申請のあった5人を調べた。うち70代と80代の男性2人について、審査会が今月3日に災害との因果関係があると市に答申した。市は、答申に沿って認定する。
80代男性は自宅で被災後、2階への避難による心的負荷が心肺機能の悪化を招いたと認められた。70代の男性については、遺族の意向で詳細は非公表とした。残る3人についても継続して審議する。
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