北海道は19日、自民党の長谷川岳参院議員(北海道選挙区)が参院特別委員長に就任した昨年10月、祝電を送る幹部職員のリストを作成し、同氏側に伝えていたと公表した。長谷川氏は自治体職員らへの威圧的な言動が問題視されている。道庁の担当者は、送付自体は「議員に祝意を示すためで適切」としている。
鈴木直道知事は同日の記者会見で、特定議員への祝電を依頼したと思われかねない対応だったとし、リスト化は「改める」と明言した。
道庁によると、祝電は鈴木知事や副知事、部長ら約30人が送り、知事は公費、他は私費だった。過去にリスト化したケースは他にないという。
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