「水俣病マイクオフ問題」で当時の幹部がその後、異動したことについて伊藤環境大臣は「通常の人事の一環」などと述べました。
5月、熊本県で行われた水俣病被害者らとの懇談で環境省側がマイクを切った問題で、当時、司会を務めていた環境省の木内哲平室長が先月30日付けで厚生労働省に異動しました。
2日の会見でこの異動について問われた伊藤環境大臣は「注意などはしたが処分ではない」としたうえで、次のように述べました。
伊藤環境大臣
「今般の疾病対策室長の交代は通常の人事異動の一環である」
そのうえで、伊藤大臣は来週に予定されている水俣病被害者らとの再懇談に同行する新しい室長について「水俣病問題の歴史と経緯を踏まえつつ、寄り添って対応していただきたい」などと述べました。
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